突発性難聴 49歳男性(中度難聴・耳鳴り)
こんにちは!鮫島です。
49歳男性です。
1か月前から左耳が聞こえなくなり、耳鼻咽喉科を受診し、「突発性難聴」と診断されました。
聴力検査では左耳が50~55dBまで落ちていて「中度難聴」でした。処方された薬で治療を続けるものの、聴力の回復と耳鳴りに変化がなく、当院を受診しました。
8/16 (初診)院長「発症して1カ月経っているので、聴力の回復は難しいかも知れません。しかし、治療を続けて頂ければ、随伴症状の耳鳴り、閉塞感、めまいは改善していく可能性はあります。回復期間には個人差があります。」と話をしていました。
院長が望診(始原東洋医学式)をすると、頭に炎症(熱)の反応がありました。身体の反応に従い、頭部の炎症(熱)の反応を消す治療をしていきました。この反応が消えるまでは自宅でも保冷剤で頭を冷やしてもらうようお願いしました。
8/18 (2診目)患者「治療後は頭がスッキリしたが、今日、久しぶりに閉塞感が出た。」
院長が望診をすると、頭の炎症(熱)から循環不全(寒)に変化していました。身体の声に従い、冷やす治療から温める治療に変更しました。
自宅でも保冷剤で頭を冷やすことは中止し、その日から3日に1回のペースで、治療を続けていきました。
8/23(3診目)患者「耳鳴りは今日良い。食後に耳鳴りがする。」
8/27(4診目)患者「昼間、耳鳴りがワンワンしていた。夕方から良くなる。」
8/29(5診目)患者「耳鳴りはあるけど良い。」
治療を開始して2週間が経過した時でした。
うつ伏せで治療をしている時に、院長が腰の仙骨あたりに反応点をとり、赤い印をつけました。「OOさん、ココにお灸していきますね。」ということを伝えると、
患者「あ、そういえばお尻が張るんです。左側です。」
院長「そうですか。腰の反応は、左側のお尻と耳が関係ありそうですね。」
赤い印をつけた場所にお灸をして、銅の粒を貼りました。
治療後、「お尻の張りがなくなって、頭がスッキリしました」と喜んで帰って行きました。
9/3(6診目)患者「先日の治療から、耳鳴りが5日治まっている。腰の治療が効いているように感じます。腰の治療から変わってきました。」
院長「良かったです。身体は順番に治すように反応をだして教えてくれますから。」その場にいたスタッフで拍手喝采でした。
9/8(7診目)患者「耳鳴りは完全に消えた。聴力は戻らないけど耳鳴りは完全に消えています。」院長「意外と早くて良かったです。最初にお話しした通りになって良かったです。」