鼻水が出る 一歳 男の子【小児ころころはり】

こんにちは!鮫島です。

 

今年に入ってから、小児はりを希望されるお子さんが増えてきています。

 

その中で、今年の2月から定期的にコロコロ鍼治療をうけにくる一歳の男の子がいます。

 

お友だちのお母さんの紹介で当院に来られました。

 

一歳 男の子【症状】鼻水

鼻水が出る、鼻水がつまり呼吸が苦しそうで、夜眠れないこともある

 

コロコロ鍼治療が好きなようで、毎回気持ち良さそうに治療をうけている男の子です。

 

男の子はお母さんに連れられて週に一度のペースで治療に通っています。

ある日、院長が男の子の左耳にコロコロ治療をしていると、「もっとして~もっとして~」というような感じで院長に身体をあずけるようにしてとても気持ち良さそうにしていました。

「左の耳、ココが気持ち良いねぇ。左の鼻が詰まるのですか?」と院長がお母さんに尋ねると、

「そうなんです。いつも左が詰まります。」

右耳にコロコロ治療をするとプイっとしてすぐに避けました。

本人も気持ちの良いところをわかっているのかも知れないなとその時思いました。

治療後、お母さんに抱っこされたまま待合室へ出てくると男の子の口から「ありがと」という言葉が聞こえたので、

「今、“ありがと”て言いましたね?」

「はい。初めて聞きました。」とお母さんもビックリしていました。

 

院長は「治療後、“良く喋るようになった”とお母さんから喜ばれることが多いです。本人も頭が“スッキリ”することで言葉が出るのでしょうね。」

                                                                                      

治療後の男の子の明るい表情と、活発に動く姿をみると、からだの不調で悩んでいる子どもやお母さん方、より多くの人に鍼灸治療の選択肢もあるということを知ってもらいたいと思いました。

 

 

逆子回りました⑯32週 1700g 31歳

こんにちは!鮫島です。

 

31歳  逆子(32週1700g)の方が来られました。

 

その他に腰痛吐き気の症状がありました。

 

「○○さんの身体を診させていただくと、お腹が冷えています。特に右側の冷えが気になりますので、右足を中心にお灸をしていきます。」

 

足にお灸をして、頭に灸頭鍼お腹を棒灸じんわりと温める治療をしていきました。

 

気持ち良さそうに治療を受けていました。

 

「逆子は1、2回の治療で回る方がほとんどですが、明日の検査で回っていない時はまた連絡して下さい。それからご自宅でのケアとして、両足の冷えが気になりますから、できれば毎日、足湯をして下さい。特に右足に強く反応が出ていますので、両足10分したら、右足だけ追加で5分温めるようにして下さい。」

 

次の日、お電話がありました。

 

「検査で回っていなかったので、予約をお願いします。」

次の週に治療をして、36週目の検査で手術日を決めるということでしたので、検査の前にもう一度3回目の治療を受けに来ました。

 

治療をした2日後(鍼灸治療を開始して3週間後)。    

「今日の検診で、逆子回っていました。」とご報告のお電話がありました。

 

「連絡ありがとうございます。回ってもまた戻る方がたまにいます。今までの当院での治療経験からすると、10人に1人くらいです。少ないけどたまにいますので、毎日両足10分の足湯は続けて下さいね。

 

無事に元気なお子さんが産まれますよう祈っております。

“寝ぐずりがひどくて…”お母さんからの喜びの声

写真 1 写真 2

 

 

 

 

こんにちは!鮫島です。

先月から、小児のコロコロはり治療を希望される子どもの患者さんが増えています。

今回、お母さんと一緒に来たのは一歳7カ月の男の子でした。

【症状】 寝ぐずり(朝寝起きが悪い、夜中1、2回起きる)、軽度のアトピー 

コロコロはり治療をうけた次の週、お母さんから子どもの嬉しい変化をお聞きしました。「治療する前は朝の5時頃泣いて起きていたのが、治療をした翌日、朝6時過ぎまでぐっすり眠っていました。寝起きも良くニコニコしながら起きてきました。」

治療を始めた1、2週目のうちは、治療中ギャンギャン泣いていましたが、治療が終わるとこちらに向けて“ニコッ”と微笑んでみせてくれる可愛い男の子でした。

治療を始めて3週目の頃に、(週に1度のペースで来られていました)治療中全く泣かなくなり、治療が終わって待合室へいくと、窓から見える電車に向かって“おっおっ”っと声を出して楽しそうに喋っていました。

その姿をみてお母さんも驚いていました。

「子どもが少しぐずっても、明日鍼灸にいくからいいや~と気が楽になります。私まで子育てを助けてもらっています。ありがとうございます。」

と感謝の言葉をいただきました。

治療を開始して、約一カ月経過しますが、鍼灸院にも慣れたのか、あれだけ待合室でギャンギャン泣いていた男の子が、今では自らお母さんの手を引いて診療室のベッドまでスタスタと歩いていきます。

子どもの変化には驚かされてばかりです。

これからの経過が楽しみです。

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