逆子回りました24 31週 23歳
逆子(31週)の患者さんが来られました。
「姉が以前“逆子”になり、ここに来て回ったと聞いて。もうできることは何でもしたいと思って来ました。はりきゅうは初めてなのですが・・・」
と以前、当院に逆子治療に来られて回った患者さんの妹さんでした。お姉さんが回ったから来たという人は2人目です。こんな紹介が少しずつ増えてきてすごく嬉しく思います。
1ヶ月前に病院の検診で逆子と言われたそうです。
全身の気の流れを診ていくと、お臍の真上辺りの気の流れを良くしたい(温めて欲しい)という反応があったので、足にお灸をして、頭にはり(灸頭鍼)をしていきました。とても気持ち良さそうに治療を受けられていて、頭の上から見えてくるモグサの煙を見て、「え?今はり刺さっているんですか?」
「ですよ~。今はりしていますよ。」
「え~!ぜんぜん痛くないですね!」と驚いた表情で話していました。
お腹を棒灸でじんわ~り温めていきました。赤ちゃんが「ボコボコッ」と動いていました。
「お!元気ですね~。」
「そうなんですよ~。もう元気過ぎて。回ってくれるといいんだけどなぁ。」
「ですよねぇ。お~い。頭こっちだよ~。」と赤ちゃんに話しかけながら治療をしていきました。
治療が終わると肩を回して「うわ~、肩が楽だ~。」と言われていました。
2診目(翌週)、「赤ちゃんどうですか?」と聞くと、
「う~ん。回っているような~、どうかな?はは。まだわからないです。」
と検診で治っているかわかるまではまだ不安そうな感じでした。
最初の治療日から2週間後が検診日で、検診を終えてすぐにお電話がありました。
「逆子回っていました!」
「お~、良かったです。元気な赤ちゃん産んで下さいね。」
「ありがとうございました。また何かあったら来ますね。」
母子ともに健康で元気な赤ちゃんが産まれることを祈っております。
鮫島 佑梨子