低音障害型感音性難聴(蝸牛型メニエール病)にも有効です!
10日前に低音障害型感音性難聴(蝸牛型メニエール病)の中学生が来られました。
右耳の低音域が
125Hz 30デシベル 250Hz 35デシベル 500Hz 35デシベル
右耳のそれ以外の音域は正常範囲の0デシベル~20デシベルの間でした。
左耳は全ての音域が正常範囲の0デシベル~20デシベルの間にありました。
耳鼻科では「治りません!」と言われて当院を受診。
来院時、本人は耳が「プツプツ」と音がする。
なんとも言えない不快感にうんざりしておりました。
突発性難聴でも、低音障害型感音性難聴のかたでも
患者さんが言われるのはこの不快感です。
一番つらいのが閉塞感、次が耳鳴りです。
治療後は頭も耳もすっきりしておりました。
しかし、すぐに元に戻っていたそうです。
「でも、大丈夫です。」と伝えました。
(なぜなら発症後2週間であり治療開始が早かったからです。)
3日後の耳鼻科検診では
「治らないと言われていたのに、聴力が回復していました。」
と嬉しい話を聞きました。
しかし、本人が一番気になるのは「プツプツ」という音がする不快感です。
突発性難聴もそうですが治療をしていると最初に聴力が回復していきます。
少しタイムラグがあり耳の不快感(閉塞感、耳鳴りなど)が改善していく傾向にあります。
治療後、頭がスッキリした感じ、耳が楽な感じがすると言われる方がほとんどです。
この状態が、治療を続けていくと最初は治療効果が30分しかもたなくても
次第に長持ちをするようになっていくようです。
治療開始から8日が経ったとき本人から
「いつもより良くなっています。」と笑顔で言われました。
治療開始から10日目の日、耳鼻科を受診され
「完全に戻っています。もう大丈夫です。」と言われたそうです。
最初は耳鼻科で「治りません!」と言われていましたが
太鼓判を押されるほどに回復。
そしてご本人も嫌な音が聞こえなくなっている時間が多く
とても喜んでおります。
最初は、すぐに元に戻ってしまい不安感があったと思います。
しかし、信じて続けて頂き10日目でかなりいい状態まで回復されて
本当に嬉しく思います。