肘の手術後 鍼灸治療①【磁石とテイシンで治療】
こんにちは!鮫島です。
先日、高校2年生の女の子が治療に来ました。
柔道で、寝技の練習中に右肘を痛め、「肘の内側、外側側副靱帯損傷」をした女の子です。
病院で診察をうけ、手術をすすめられました。
悩んだ末、手術をして、リハビリを行いながら柔道に復帰することを決めました。
彼女が手術をした日に入院先の病院へ、院長と行きました。
手術後の痛みに鍼灸治療はとても有効だと私自身、膝の前十字靱帯断裂をして再建手術をしましたので、身を持って感じていたことでした。
手術後で麻酔から目が覚め、意識はハッキリしていましたが、手術後の逃れられない痛みに本人はきつそうでした。
手術後で、肘がギプスでガッチリと固定されていました。
院長が望診をし、治療をしていきました。
反応のある指先に磁石を貼り、頭にはり(ていしん)を当てていると、“少し軽くなりました”と言っていました。
“肩から首、頭にかけても凝ります”
院長が頭にはりを当てました。
肩を上下に動かし、“わ~、軽い。スッキリしました。”と、治療後には少し浮腫んでいた顔が小さくなり、笑みがでていました。
“ありがとうございました”
病院を退院してから鍼灸院に顔を出すことがなく、心配していましたが、案の定、退院して2カ月後、
「肘の腫れが引かず、回復していない」と病院でのリハビリがうまくいっていないのか、本人は焦っていました。一日も早く柔道に復帰したい、という思いで、鍼灸院で治療が始まりました。
つづく