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加藤淳鍼灸院
鹿児島市東谷山1-36-1 フリーダイヤル:0120-706-219(鹿児島市外からは携帯・PHSでかけることができます。)

当院での鍼灸は“気の調節”です。 全身の気の流れを良くしていくと、気づかなかった 体の変化に気がつきます。

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筆者

加藤淳鍼灸院院長:加藤 淳 加藤淳鍼灸院 院長 加藤 淳

プロフィール

1974年生まれ。
明治国際鍼灸大学卒業後、鹿児島にて有川医院院長故有川貞清氏に師事。
鍼灸の起源を追求すべく、「始原東洋医学会」を開催する。
鹿児島や関西にて勉強会を開催し講師を務める。
執筆書籍に「経絡図譜」「新しい鍼灸診療」等がある。

経絡気功体操③腰痛編②

【経絡気功体操③~腰痛編②(今の自分の状態を確認しましょう)~】

 

腰痛体操の前に今のご自身の状態を確認してみましょう。

どんな体操でもやる前と後の状態を確認することをおすすめします。

その場で効果が出る体操が良い体操です。その良い体操を続けて行くことが健康な肉体を造ることになっていきます。先ずは、良い体操を見つけること。そして、その身体にとって良い体操を続けて行くことがとても大切です。

あくまでも比較する対象は他の人ではありません。

「今の自分」と「未来の自分」です。

それではさっそく今のご自身の状態をみてみましょう。

背骨(腰骨、背骨,頸骨)の動きは基本的に三種類です。

・前か後か(前屈、後屈)

・左に倒すか、右に倒すか(側屈)

・ねじる(ひねる)

その他の動作は組み合わせになります。

よってこの三種類の動きをやりやすい(動かしやすい)方に丁寧に動かしているとかなりの症状がその場で改善します。

この三種類の中でも一番重要なものがあります。

どれかわかりますか?

この1つの体操をするだけで他の2つの体操はしなくても身体が満たされることがあります。

それは、ズバリ「ひねる」動作です。「ひねる」動作が圧倒的に多いです。

術者が“気”の動きに慣れてくると患者さんの身体をみているだけで勝手にこちら(術者)の身体が患者さんにとって楽な方に動く事があります。

患者さんの身体の声を聞こうと想い、患者さんをみていると術者の身体が勝手にねじれてきます。

 つまり、患者さんの身体が「ひねる」動作を要求してきます。

 そこで、実際に患者さんにひねってもらうと多くの症状が改善します。

私が思うのには、ひねる動作が身体にとって一番力が加わるからではないかと思います。

(例)雑巾をしぼる時は、前や後、横に倒しても絞れませんが、ひねれば絞れます。それだけ力が加わっているからです。

話はそれてしまいましたが、

それでは、ご自身の腰の動きを確認していきましょう。

 まずは立ったまま、「前、後ろ」と体を倒して、「右、左」と側方に体を倒し、「右、左」と体をねじって腰の感じを確認して下さい。

ご自身がいきやすいほうを確認できましたか?

 

次回、腰痛体操の実践編です。

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