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加藤淳鍼灸院
鹿児島市東谷山1-36-1 フリーダイヤル:0120-706-219(鹿児島市外からは携帯・PHSでかけることができます。)

当院での鍼灸は“気の調節”です。 全身の気の流れを良くしていくと、気づかなかった 体の変化に気がつきます。

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筆者

加藤淳鍼灸院院長:加藤 淳 加藤淳鍼灸院 院長 加藤 淳

プロフィール

1974年生まれ。
明治国際鍼灸大学卒業後、鹿児島にて有川医院院長故有川貞清氏に師事。
鍼灸の起源を追求すべく、「始原東洋医学会」を開催する。
鹿児島や関西にて勉強会を開催し講師を務める。
執筆書籍に「経絡図譜」「新しい鍼灸診療」等がある。

「中耳炎から内耳炎になっている」と耳鼻科で言われました。①

【“耳の不快感”が良くなっています】

こんにちは。さめしまです。

心地良い春の気候から夏の訪れを感じるあたたかさになってきました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

最近、耳の症状で来院される方が多くいます。

今回は、「耳の不快感」で来られた47歳女性の方の症例をご報告します。

一ヶ月前に耳鼻科で「中耳炎」と診断され、耳鼻科に通うと中耳炎の炎症はなくなり、聴力は戻ってきたが、両耳の閉塞感ボコボコという耳鳴りの音ふわふわするめまいのような症状がなくならず、「中耳炎」から「内耳炎」になっているかもと診断されました。

今回、知人(耳の病気が当院の治療で改善した方)の紹介により当院を受診されました。

聴力が戻ってもこのような耳の閉塞感や耳鳴り、めまいといった「耳の不快感」はご本人にしか分からない苦痛だと思います。

また、このような不具合は病院では治療方法がなく相手にされないそうです。

しかし、鍼灸治療ではこのような「耳の不快感」でも有効な場合が多くあります。

一回目の治療の時、うつ伏せ位になってもらい灸頭鍼という鍼の上で艾を燃やしていると「耳の感じが良い」とおっしゃっておりました。

灸頭鍼が終わり、座位で頭にハリをあてます。

治療後、院長先生が「頭のココが軽くないですか?」と頭の気のつまっている場所に指をあてると、

はい、軽いです」とスッキリした表情でおっしゃっていました。

耳の症状で来られる方の多くは治療後に「頭が軽くなった」とおっしゃいます。

治療前、「頭が重い」と感じているわけではないのになぜ治療後に「頭が軽い」と感じるのか耳の症状を経験したことのない私は不思議に思っていました。

院長先生は耳の不快感は「頭の気のつまり」によるものが多いといいます。

「頭の気のつまり」が改善していく時に「頭が軽くなった」と感じ、「頭が軽い」と感じる時に耳の不快感が良くなっていくことが多いために、治療後「頭が軽くなる。」ということが1つの目安になるそうです。

実際に二回目の治療となる次の日、耳の様子を伺ってみると

耳のことを忘れる時間が多くなった

閉塞感がなくなった

ボコボコする感じとふわふわする感じがなくなった

と症状がだいぶ改善されている様子でした。

約一ヶ月間耳の不快感に悩まされていたにも関わらず、一回の治療でこれだけの症状が改善していることに鍼灸治療の凄さを目の当たりにしました。

一回目の治療の時は灸頭鍼という鍼の上で艾を燃やしているは「耳の感じがいい」とおっしゃっておりましたが、二日目の治療の時は治療後も耳の感じの良さが続いているようでした。

治療後にみる患者さんは治療前より姿勢が良くなり表情もスッキリといい顔をしていることが多いです。

長い年月をかけて積み重ねてきたことを改善していくのはそう簡単にいかないことの方が多くあると思います。

「一週間後来院された時、症状が改善して良い状態が続いて頭の反応点が消えていたらそのまま治癒していくことが多い」と院長が言われていました。

来週、笑顔で患者さんが来てくれれば嬉しいです。

 

 

10日後に来院されたその後のお話はこちら

「中耳炎から内耳炎になっている」と耳鼻科で言われました。②

 

 

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