脳出血後遺症にも鍼灸治療が有効です!
【脳出血後遺症から1年半入院中から続けていた鍼灸治療が実を結びました!】
こんにちは。今日も元気にさめしまです。
4月8日、脳出血後遺症の患者さん(51歳男性)が治療に来られました。
私が、週に一回研修をしていた時から治療の経過をみさせていただいている患者さんです。
右上下肢に片麻痺があり、なかなか自分の意思で思うように体を動かせません。
鍼灸治療を開始してから週に二回の治療を続けられており、自宅でもお灸をしたり、散歩をしたりと治ることに対して凄く積極的な方です。
今日、治療に来られたとき、とても興奮をしながら嬉しい報告をしてくれました。
―「昨日、一年半ぶりに足の親指の感覚が分かったんです。ほら?親指が動くでしょ?」
「え、ほんとですか?!」―
お話を伺うと、麻痺側の自分の足は感覚がなく、大きな荷物をぶら下げているみたいであったが、今は自分の足だと認識できる、とおっしゃっていました。
「自分の意思で足の親指を動かせること」
「歩くとき、麻痺側の足で踏ん張ることができること」
「内くるぶしがパンパンにむくんでいたけど、今、シワができていること」
とご自身の体の調子を教えてくれました。
さらに、麻痺側の足の動きが良すぎて、麻痺していないほうの足よりも元気になっていると喜んでおりました。
嬉しい報告にわたしも嬉しくなり、一緒に喜び鍼灸院全体が明るくなりました。
週に二度の鍼灸治療、そして、自宅でも毎日お灸、散歩をして歩く練習。
気の流れがよくなり、自然治癒が促させると、驚くほど回復されることがあることを目の当たりにしました。また、ご本人の良くなりたい、治りたい、という気持ちの大きさが回復力の手助けになっているのではないかなぁと思いました。
少しでも多くの人の手助けができる鍼灸師になりたいなぁっと思う次第でした。
4月8日、鮫島日記です。
宜しく御願い致します。