パーキンソン病の訪問鍼灸報告!
【パーキンソン病の往診喜ばれています】
こんにちは。さめしまです。
今週はあたたかい春の陽気が恋しくなる、少し肌寒い1週間でした。
風邪にかかりやすい時期なので、皆様くれぐれも気をつけて下さいね。
今日(4月13日)も院長先生と往診(訪問鍼灸)に行ってきました。
以前紹介したパーキンソン病の72歳女性の方です。
治療を始める前に今現在の歩き方を確認してもらいます。
以前伺った時の治療前よりも歩き方がスムーズになっているようでした。
しかし、歩行時につまずきそうなふらつきがみられ、方向転換する時は何かにつかまらないと方向転換が困難です。
早速、院長先生が全身を診てから治療を始めます。
頭にあてるハリをして、足にお灸をします。
お灸を始めるとほとんどの患者さんは気持ち良さそうに寝ています。
治療が終わり、立ち上がる時に動作が早くなっているようでした。
もう一度、先程と同様に歩いてもらうと、
「歩けるね。さっきまでは何かに掴まらないと歩けなかった。」
とご本人がおっしゃっていました。
こちらからみても一歩一歩しっかり足を踏み出している様子が伺えます。
一歩の歩幅が長くなり、姿勢が良くなり背が伸びていました。
そして、治療の最後に経絡気功体操を一緒にしました。
患者さんと楽な方へ身体を動かしているととても気持ちが良くなり、あっという間に時間が経ちます。
「ありがとうございました。」
と帰り際にみる患者さんの治療前とは明らかに違うスッキリした表情にこちらまで笑みがこぼれました。
「特定疾患」に指定されており難病といわれているパーキンソン病ですが、このように治療後すぐに効果が出る鍼灸の素晴らしさに今回も驚かされました。
パーキンソン病は進行していく病気です。その進行を遅らせることができて、心も身体も患者さんと共に快方へ向かっていけたらなぁと思います。
そして、少しでも回復して一緒に喜び合いたいと感じる往診でした。
健康保険の訪問鍼灸は1割負担ですと400円~600円(往診料+治療費)で当院のはりきゅう治療がうけられます。
パーキンソン病でお困りの方、ご家族の方はお気軽にご相談、ご連絡下さい。