“逆子回りました”と嬉しい報告です。
こんにちは!
最近、初姪っ子の誕生で叔母デビューを果たした鮫島です。
赤ちゃんは周りを一瞬で笑顔にしてくれる本当に天使のようですね。
さて、先月「逆子」の患者さんが来院されました。
当院に「逆子」で来院される方、32~36週と出産間近の方が多く、ギリギリで来られます。
できるなら28~30週が望ましく、早ければ早いほど回りやすいといわれています。2400gを超えると回るスペースがないから難しいと習いましたが、実際には36週や37週目を迎え2400gを超えても回った方が当院の患者さんで現在3人おります。
結局、赤ちゃんが回りたい時は何かのきっかけで回るのだと感じています。
今回の患者さんは1110gの29週と早い段階で来院され、今回が三人目のお子さんで、二週間後に定期健診を控えているという方でした。
長男、次男の二人のお兄ちゃんも鍼灸院に遊びに来てくれていました。
お母さんが治療を終わるまで、鍼灸院の目の前を通っている市電が「カンカンカンカン」となる旅に二人して目をキラキラさせながら電車が通るのを待ちわびている姿がとても印象的でした。
そして、二人目のお兄ちゃんの貴重な出産話を聞きました。
二人目の出産の時は出産間近に“逆子”だと分かり、出産に間に合わなくそのまま出産したそうです。
初めて聞く話だったのでそんなことがあるのだと驚きました。
このような経験をしたからこそ、今回は早めの対策として「鍼灸治療」を希望されたそうです。
逆子のまま産まれた二人目のお兄ちゃんは、今でも元気に動いています。
一番上のお兄ちゃんの言うことをよく聞いて、待合の椅子に膝を立てて外に見える市電を眺めてみたり、鍼灸院の中をちょこちょこ走ったりととても可愛い男の子です。
そして、週に一度の鍼灸治療を二週続けたことが実を結びました。(二回の治療)
迎えた二週間後、“今日検診に行きました。逆子回っていました。”と電話で報告があり、鍼灸院スタッフ全員で喜びました。
嬉しい報告に感謝します。