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加藤淳鍼灸院
鹿児島市東谷山1-36-1 フリーダイヤル:0120-706-219(鹿児島市外からは携帯・PHSでかけることができます。)

当院での鍼灸は“気の調節”です。 全身の気の流れを良くしていくと、気づかなかった 体の変化に気がつきます。

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筆者

加藤淳鍼灸院院長:加藤 淳 加藤淳鍼灸院 院長 加藤 淳

プロフィール

1974年生まれ。
明治国際鍼灸大学卒業後、鹿児島にて有川医院院長故有川貞清氏に師事。
鍼灸の起源を追求すべく、「始原東洋医学会」を開催する。
鹿児島や関西にて勉強会を開催し講師を務める。
執筆書籍に「経絡図譜」「新しい鍼灸診療」等がある。

逆子回りました⑳ 34週 2050g 40歳

こんにちは!鮫島です。

 

11月中頃、鹿児島もやっと冬らしく、だんだんと寒くなってきましたね。

毎年この時期から、逆子のお問い合わせが増えて来院される方が多くいます。

冷え逆子が密接に関係していると感じています。

 

逆子治療で来られていた方から嬉しい報告のお電話がありました。

 

40歳 逆子 34週(明日で35週) 2050g

3人目の子どもで逆子は初めてで、今回の子は最初から逆子でそのうち回るだろうと自宅で逆子体操をするものの回らなく、鍼灸院に治療に来られました。

逆子以外で妊娠中気になることとして、お腹よく張り、張り止めの薬を飲んでいます。1人目、2人目の子の時もお腹が張っていたそうです。

 

院長が望診をし、治療をはじめていきました。

足にお灸の赤い印をつけている時に、

院長「ここにお灸していきますね。OOさん、足温かいですね。逆子の方は冷えている人が多くて、自宅でも足湯をすすめているのですが、OOさんは良さそうです。これまで来た中でこんなに足が温かい人はOOさんを入れて2人目かな?へその緒が巻きついている場合は難しいですが、これだけ温かいと回りそうですね。」

患者「そうですか。なんとか、回ってほしいです。」

回ってほしいという期待の中に、不安も見え隠れしているような印象を受けました。

治療中はとても気持ち良さそうにうけていました。

棒灸でお腹を温めていくと、

院長「赤ちゃん動きますね~。」

患者「はい。良く動きます。」

治療後、お腹の張りがあったのがなくなったといわれていました。

 

院長「お灸、ご自宅にありますか?」

患者「はい。病院でもらっていたせんねん灸があります。」

院長「そうですか。ではここに一か所、毎日お灸をして下さい。」

患者「はい。ここの一か所だけにお灸をするのが良いのですね。」

院長「そうです。当院の逆子治療は、逆子だからこのツボを治療するというものではないのですよ。OOさん自身の身体を診て、身体の反応からOOさん自身の身体を刺激して欲しいところに治療をしています。ですから、今回は一か所で大丈夫です。」

患者「へぇ~そうなのですね。お灸と…足湯もしますね。次の検診が明後日なので、また連絡します。」

 

2日後検診を終えて、すぐにお電話がありました。

患者「今日検診に行って、逆子回っていました。

鮫島「お~!!本当ですか。良かったです。」

患者「はい。院長先生に宜しくお伝えください。」

鮫島「ありがとうございます。お灸は続けて下さいね。」

患者「はい。また出産前に治療をお願いするかも知れません。」

鮫島「いつでも来てください。お電話ありがとうございます。」

 

母子ともに健康で、元気な赤ちゃんが産まれることを祈っています。

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