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加藤淳鍼灸院
鹿児島市東谷山1-36-1 フリーダイヤル:0120-706-219(鹿児島市外からは携帯・PHSでかけることができます。)

当院での鍼灸は“気の調節”です。 全身の気の流れを良くしていくと、気づかなかった 体の変化に気がつきます。

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筆者

加藤淳鍼灸院院長:加藤 淳 加藤淳鍼灸院 院長 加藤 淳

プロフィール

1974年生まれ。
明治国際鍼灸大学卒業後、鹿児島にて有川医院院長故有川貞清氏に師事。
鍼灸の起源を追求すべく、「始原東洋医学会」を開催する。
鹿児島や関西にて勉強会を開催し講師を務める。
執筆書籍に「経絡図譜」「新しい鍼灸診療」等がある。

逆子回りました 30 32週37歳

37歳女性の方が、逆子で治療に来られました。

患者さんは2人目お子さんが逆子になり、お話を聞くと、1人目お子さん逆子だったそうです。しかし、その時は自力逆子体操をして治りました。

今回も逆子体操を試みるもののなかなか回らず、32週になった頃、鍼灸院を訪れました。

初めての鍼灸治療に少し不安そうにされていましたが、治療を重ねていくうちにゆったりリラックスして治療を受けられていました。

今回の方は両足ともに少し冷えていて、お話を聞くと年中足先の冷えを感じていました。ご自宅でも足湯をしてもらい、できるだけ足を冷やさないよう温かく保つことをお願いしました。上のお子さんがいると、なかなか難しいところですが、空いた時間だけでも足湯の時間を作ってもらいました。

その週、「お腹蹴る位置変わったけど、回った感じないです。」と言われていました。

前回よりも温まっていたので身体としては良い方向かっていました。

ハリ(灸頭鍼)をして、お腹棒灸でじんわり温めていくと赤ちゃんは元気良く動いていました。ボコボコっお腹蹴るたびにお母さんも笑っていました。

その後の検診で回っていないことがわかり、「この位置落ち着くのかなぁ。」と話しながらも、週に一回の治療を5回一か月続けられました。

「治療を受けてからか、赤ちゃん良く動きます。」と言われていました。

36週に入って、「明日また検診があるんです。それから、二週間後手術が決まったので、今日が最後の治療になりそうです。」と最後の最後まで治療に来てくれました。

逆子が治っても治らなくても、母子ともに健康で無事であることを願っていました。

そう思っていた矢先に37週に入った頃、お電話がありました。

「今日の検診逆子治っていました。どうしても知らせたくてお電話しました。ありがとうございました。だから、手術キャンセルになりました。」

「お~良かったです。出産まで、できるだけ足湯続けて下さいね。お腹のお子さん喜ぶと思いますよ。」

「はい。足湯続けていますよ。」

はにかみながらニコニコしているような感じで話してくれました。

出産ギリギリでしたが、逆子が治って良かったです。

最後まで諦めずに治療に通われていたので、本当に嬉しく思いました。

母子ともに健康で元気な赤ちゃんが産まれることを心から祈っております。

鮫島 佑梨子

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