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加藤淳鍼灸院
鹿児島市東谷山1-36-1 フリーダイヤル:0120-706-219(鹿児島市外からは携帯・PHSでかけることができます。)

当院での鍼灸は“気の調節”です。 全身の気の流れを良くしていくと、気づかなかった 体の変化に気がつきます。

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筆者

加藤淳鍼灸院院長:加藤 淳 加藤淳鍼灸院 院長 加藤 淳

プロフィール

1974年生まれ。
明治国際鍼灸大学卒業後、鹿児島にて有川医院院長故有川貞清氏に師事。
鍼灸の起源を追求すべく、「始原東洋医学会」を開催する。
鹿児島や関西にて勉強会を開催し講師を務める。
執筆書籍に「経絡図譜」「新しい鍼灸診療」等がある。

パーキンソン病の往診喜ばれました。(川上町)

おはようございます。さめしまです。

3月9日、川上町までパーキンソン病の患者さんの

往診へ高速道路を使って院長と行ってまいりました。

 

ご本人の自宅に着きました。

「こんばんわ~!」

 

さっそく全身を診ます

起立してもらい、前後の方向転換時に症状がでていました。

歩幅がせまく(小刻み歩行)支えがなければバランスを崩し、つまずきそうな不安定さがあります。

 

はじめに仰向けに寝てもらい、鍼と灸で治療をおこないます。

ご本人は気持ちよさそうに目をつむり、寝ていました。

治療後―。

 

目をパッと開き、起き上がり動作がはやくなっています。

ご本人は「左目がつぶれていたのに、目がひらく」とおっしゃっていました。

 

今度はいすに腰かけてもらい、頭にテイシン(刺さない鍼)をあてます。

 

「歩いてみてください。」

 

いすからスッと立ち上がりました。

立ち上がった瞬間の速さに「おぉ~。すごい。」と思わず声がでました。

スタスタと前へ歩いています。

支えがない状態で方向転換をし、またスタスタと歩いています。

治療前と比べ、歩行が明らかに変化していました。

踏み出しの一歩目が(パーキンソン病では最初の一歩がなかなか踏み出せないすくみ足が特徴です)スムーズでした。

歩くスピードが全体的に速くなり、歩く歩幅も長くなっていました。

鍼灸の即効性に驚きました。

 

パーキンソン病は、まばたきが少なく、仮面をかぶったように表情のない顔つきや(仮面様顔貌)、小声で単調な抑揚のない話し方(構音障害)になる特徴があります。

 

治療後、ご本人、「嬉しいです。」と、はっきりした言葉で伝えてくれました。

ご本人の表情が明るくなっているようにみえました。

わたしの表情まで晴れやかになりました。

いい表情はうつります。嬉しい伝染です。

 

他人からみると小さな変化が本人にとっては大きな変化かもしれません。

いい表情になる瞬間はなんとも言えない瞬間でした。

 

小さな些細な変化にも気づき、嬉しい喜びを患者さんと共有していけたらなぁっと思う土曜日の午後でした。

 

加藤淳鍼灸院では、歩いてお一人で通院が難しい状態にある方は

医師の同意書を使っての健康保険による鍼灸治療をお勧めしています。

治療費+往診料で400円~600円(1割負担)です。

訪問鍼灸・在宅や施設での鍼灸治療をご希望の方・ご家族の方

は以下のページを見て下さい。

http://katoj-hari9.com/acupuncture/visit_acupuncture

わからないことがありましたら、お気軽にご連絡下さい。

 

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